こんにちは、はるです。

今日、鎌倉を発ち愛車バラクーダちゃんと共に引越し中です。

今夜は名古屋で一泊し、明日にはいよいよ下北山村へ!

 

鎌倉の"愛の放任キッチンガーデン"で見事に育った野菜たち。寂しいけれどしばしのお別れ…



今日は、なぜ、下北山村に地域おこし協力隊としていくのか。

村で何をやっていくのか、について書いてみます。

 

結論から言うと、自分たちのやりたいことを協力隊の制度をうまく使ってやらせてもらう、ということ。

うまく、使い、使われ、村にプラスとなるような面白良いことにチャレンジしていきます。


もう少し詳しく説明すると…



やりようによっては、めちゃめちゃオイシイ協力隊!

移住にあたって、地域おこし協力隊の利用を考えた理由。

一つは、単純に、地域おこし協力隊の制度ってとってもありがたい!と思うから。


縁もゆかりもない地域に入っていく上で、自治体が受け皿となってくれ、一定の活動と収入を得ることができるというのは、なかなかメリットが大きいです。

なにより地域との関わり度は高く、入りようによっては、関われる範囲も分野も広い。
定住を見据えての移住を考えているわたしたちにとって、地域としっかり関われるのはありがたいことです。

そして、最大の理由は、協力隊の活動内容が自分たちのやりたいこととマッチしていたこと。

まちゃは自伐型林業、わたしは地域のNPOで村人向けの生活支援を軸に活動をしていく予定です。

まちゃはお金をもらって、林業の知識やスキルを身に付けることができるし、わたしはソーシャルワーカーとしての自分の経験を活かして、村づくりに携わることができます。

当初、私は別の方法で働き口や活動先を探すことを考えていたのですが、自分がやりたいこととできること、村が必要としていることを照らし合わせた結果、私も協力隊として活動してみようということに落ち着きました。

地域福祉やコミュニティデザインに関わる仕事をしたいと思っていたので、希望通りの活動ができるということになります。


ありがたいことに夫婦二人で協力隊員としてとってもらうことができました。
一人でやるより、二人の方が活動の幅がでるし、協働でできることも多そうです。


自分たちのやりたいことがはっきりしていて、それが受入れ自治体が求めるものと一致していたら、協力隊ってかなりオイシイ。

もちろん、面白いことばかりじゃなく、大変なことも、うまくいかないこともたくさんあるだろうけれど。

それも含めて、チャレンジ精神旺盛に楽しめたら最高ですね。



協力隊利用で、地域行政との良好な関係づくりを!

どの地域に行っても、自分たちがやりたいことを形にしていくことに変わりはないけれど、やるならがっつりその地域に関わってやっていきたい。

この先、何年住み続けるかなんて、現時点ではわからない。

けれど、小さな村に住んでいれば、行政との関わりも遅かれ早かれ出てくるはず。

となれば、入り口の段階で、行政とコミットして方向性を突き合わせておけたら後の話が早い!はず・・・!!

よそから来て、すぐにするりと役場に入っていける地域おこし協力隊って恵まれたポジションだな、と。


自治体の受け入れ態勢によって、良くも悪くも活動内容は左右されるし、様々なしがらみがあって動きにくい、実際は中に入っていけない、という声もよく聞きます。

でも、下北山村について言えば、役場や関係機関の担当者も隊員の声を聞いて柔軟に動いてくれるし、隊員にも自由に動ける裁量があるという印象(というか、事前にその辺についてしつこく確認済み(笑))。


地域おこし協力隊や奈良県事業のふるさと復興協力隊のOBOGさんたちが地域に根付く活動を残してくれているおかげで地域側の反応も良く、自分たち次第で面白いことができるだろうな、という可能性を感じています。

そんな期待を胸に、今後どんな展開になっていくかは自分たちもワクワクドキドキ。

行政と協働して、実のなる活動ができるように頑張ります。


 

目指したい村づくりの方向性・・・「豊かな暮らし」が「豊かな村づくり」につながる。

地域おこし協力隊に期待されることの一つに、地域で仕事をつくること、地域での起業が挙げられると思います。

でも、わたしたちは、起業ありきの協力隊活動ではなく、まずは、地域の暮らしを揺るがない、豊かなものにしていくことを目指したいと思っています。

それは、豊かな暮らしが、豊かな村を、そして豊かな社会を育むことにつながると思っているから。

 

揺るがない豊かな暮らしとは、例えば、突然の自然災害が起きても大丈夫な暮らし(持続可能な循環型の暮らし)。

貨幣中心の経済社会に縛られずに彩っていける暮らし(これからの時代をリードしていける暮らし)。

何があっても住民が笑っていられるような、おおらかさと力強さがある暮らし。

そんなイメージです。

 

具体的には、食、エネルギー、文化、福祉、遊びの地域内自給率が高いこと。

それは地域内で全てが完結する閉鎖的なもの、という意味ではなく、そういった豊かな暮らしをベースに、地域外との交流や接点が多く生み出され、人も情報もモノも流動していて、新しいものが生まれ、多様性が保たれていること。

 

これからの村づくり、地域づくりのキーは、「いかに暮らしを大切にするか」ではないかと思っています。

そんな大切にしたい「豊かな暮らし」の出発点は、地域に住んでおられる村人の暮らしからだと思っています。

だから、まずは村人の暮らしの満足度を上げていけるような活動がしたい。

村人にとっての「豊かな暮らし」がどんなものであるか、まずはそこから紐解いていきたいです。


 

暮らしの中から、必然的に生まれてくる役割、仕事って何だろう。

そういった「暮らしを大切にする」視点をもって協力隊として地域に入っていき、地域住民との関わりが多い日々を送る中で、自分が地域に貢献できる役割を見出し、結果的に村に必要とされる仕事が生まれていく。

そんなサイクルが生まれてくればいいな、と何となく考えています。


もちろん、自分たちがやりたいこと、任期後の起業プランとして考えていることは幾つかありますが、その中でもどのテーマが地域のニーズとマッチしていて実現可能であるのか。

それを活動の中で、また、暮らしの中で精査し試行錯誤しながら形にしていきたいです。


いくら暮らしが大事!といっても、やっぱり仕事も大事にしたいし、稼ぎも必要。

その辺のバランスをうまくとっていけるように、色々試してみたいです。

 


任期は最長3年。一年目はまず観察。

まずは村を知ること。

村人の暮らしを知り、村の歴史を知り、資源を知り、村の潜在的なニーズを知ること。

とにかく、1年目はしっかりと村の観察をやっていきます(その意味でも、わたしの活動先のNPOがされている村民の生活支援に携われることは、村を知るのにぴったりです)。

村の人々から教えをうけ、受け入れてもらい、わたしたち自身もちゃんと村人になりたいです。


冬の前鬼川。夏だったら迷わず飛び込む美しさ。

 


奈良の奥地、下北山村から発信していく意義。 「豊かな暮らし」、その先にあるものを見据えて。

村に移住したら、村での暮らしの様子をブログやSNSで発信していこうと思っています。


わたしたちが「暮らしを大切に」と言い続ける理由。

それは単純明快で、「豊かな暮らし」の先には、「平和な世界」があると思うからです。

これまた、なんとスケールの大きなことを戯くのか!

いやいや、真面目に考えています。


今、この社会に生きるわたしたち一人一人が、本質的に「豊かな暮らし」を送ることさえできれば。

世界にはもっと笑顔が溢れ、世界はもっとハッピーになるはず。

 

わたしたちが考える「豊かな暮らし」、つまり、「人と地球にやさしい循環型の暮らし」や「地域コミュニティと共にある人間らしい暮らし」。

それは、都会で暮らそうが田舎で暮らそうが、どこにいたって実現可能だと思っています。

ただ、都会では、様々な繋がりが希薄になりやすく、人工的なスピードが中心で、何かと消耗されることが多い分、暮らしを大切にするということは意識していないと難しいのかな、と感じます。

一方、地方の田舎では、わたしたちが思う豊かさが溢れていたりします。

もしかすると、田舎に暮らしている人自身は、それを豊かとは認識していないのかもしれません。

そんな都会と田舎のものさしや価値観のギャップにも注目したいです。


そもそも、自分自身の「豊かな暮らし」が一体どんなものなのか。

それをしっかりと自覚できていることは、とても大事だと思います。

 

 あなたは、自分の暮らしを大切にしていますか?

 あなたにとっての、「豊かな暮らし」とはどんなものですか?

 

この問いに対する答えを、一人一人が胸をはって、優しく語り合えたらとてもステキだと思います。

答えはそれぞれ違っていても、きっと共通するものがあるはず。


わたしたちの思う、この村での「豊かな暮らし」の実践が、日々の暮らしを見直す何らかのきっかけとなれば嬉しいです。


一人一人が、暮らしを大切にできるように。

そして、その先にある、平和な世界を夢みて。


わたしたちの挑戦を、奈良の山奥、ここ下北山村から発信していきます。


 

・・・というわけで、長々と書いてきましたが、要はまずは協力隊として入っていき、自分たちがやりたいことを下北山村をフィールドにどんどんやっていきます、ということです。

怪しいことはしません(笑)!

楽しいことをします!!

 

次回は、では具体的に???ということをチラリと・・・。

 

では、また!

はるみ