こんにちは、まちゃです。
僕たちの旅も、ようやく終着点が見えかけてきた今日この頃ですが、このブログではいまだに東南アジアさえ終わっていないという予想以上のスローペースぶり。
気長にお付き合いいただければ幸いです。

昨日、今さらながら旅の自炊用に小さな電気コンロと鍋をメキシコシティで買い、その可能性の広がりに感激しています。
「食」が満たされるだけで、人はこんなにも元気になれるんだなぁ、と実感することが、今までもこの旅の中で多くありました。

そんな「食」に対する自分の意識が、以前に比べて、旅前の鎌倉生活とこの旅を通して、ずいぶん変わってきたなぁ、と思うのでそのことについて書いてみます。
今回は特に、食べる量と質の変化についてです。

ヨーグルト
インド・ラダックの家庭にて。自家製ヨーグルトと焼きたてチャパティのシンプルな朝ごはん。

【食べる量が変わった。】

まず食べる量について。
以前、特に、結婚前に仕事をしていた頃までは、僕はかなりの大食いでした。それに比べて、今はかなり食べられる量が減りました。胃袋が以前の4分の1くらいになった感じがします。

仕事は農や食に関するものだったにもかかわらず、自分自身の食事の仕方は当時かなりめちゃくちゃでした。
バイクを走らせて農家をあちこち回る仕事の合間に、お腹が空いていなくてもしょっちゅうコンビニに立ち寄っては間食をしていました。

普段はほぼ宿暮らしで、朝晩の食事も宿で出る食事。昼食は外食かコンビニご飯でした。そして、その朝昼晩の3度の食事もそれぞれかなりの量を食べていました。例えば、昼ごはんにラーメン屋に入ったら、ラーメン大盛りにライスも付けちゃう、といった感じ。
今思うと、よくあんなに食べていたな~と自分でも驚きます。これは一つには仕事中のストレスが大きかったと思います。仕事中のイライラや不安定な気持ちを、とりあえず何か食べることで落ち着かせていたんですね。
あと、朝昼晩の3度の食事は、お腹が減っていなくても、時間が来たら「とりあえず食べなきゃ!」という謎の強迫観念のようなものがありました。

一方、今では一日三食とか二食とかいう回数にこだわらず、お腹が空いたと感じる時に自然に食べるというようになりました。
そしてたくさん量を食べなくても、すぐに満腹感を感じられるようになったので、いつも適量を食べられるようになりました。
これは、特に時間や予定に縛られず、極端なストレスも無い日々を送っているので、食べたいから食べる、寝たいから寝る、といった本来の動物的感覚で過ごせていることが大きいかと思います。
世の中には色々な食事法もあるようですが、食べ方もあまり制約にとらわれず、本能に従い、自分の体の声を素直に聞いて食べた方が、結果的に心も体も健康でいられる気がします。

ごろごろ豆カレー
南米コロンビアのコーヒーファームにて。僕の大好物、豆とジャガイモのカレー。サラダは採りたてオーガニック野菜で。

【食べる質が変わった。】

続いて食べる質について。
旅に出る前まで、日本にいる時は毎日、肉や魚を食べていました。1日1回は肉か魚を食べないと物足りない、という感覚がありました。
でも今はそういう感覚は全く無くなりました。旅をしている間にだんだんそうなってきました。
肉も魚も食べるのは大好きだけど、毎日食べなくても何ともありません。むしろたまに食べるくらいのほうがおいしく感じるから、毎日は食べたくありません。
じゃあ普段は何を食べたいかというと、良い調味料を使ってシンプルに調理した野菜中心の素食がいいと感じます。自分でも不思議なくらい物足りなさは感じません。
なんでそうなってきたのかな~と考えてみました。

一つはおそらく、旅の中で、ベジタリアンやビーガン(完全菜食主義者)の人達と生活をともにしたり、インドなどあまり肉を食べない国で過ごしたりした経験が大きいと思います。
そういう機会に「肉や魚がない食事でも十分おいしいし、満足できるもんだな」とか、「あれ、なんか体も軽く感じるな」とか、「でも肉ってたまに食べるとやっぱ美味しいな」というようなことを、実際に身をもって感じられたからです。
あとは旅の様々な場面で自炊する度に、その感覚を再確認できたのが大きいです。

今まで当たり前だと思っていたことが、実は「当たり前じゃない」と気づくと、一気に世界の見方が変わります。
「食」に限らずそういう経験が、この旅の中では多くありました。

【体も変わった。】

といった具合に、僕の食べ方の量と質が変わってきたことで、僕の体も健康的に痩せていきました。
ダイエットをした訳ではなく、自然に体重が減っていったのです。
現在の僕の体重は60キロ弱。仕事を辞める前と比べて、約15キロほど減りました。
ピーク時と比べると約20キロも減っています。
自分では筋肉だと思ってましたが(笑)、今思えば結構太ってたんですね、僕。

タイミング的に、はると結婚してからこんなに痩せたので、はるは「私がちゃんと食べさせてないからだ、と周りの人に思われるかも!」と心配しています。

そんなはるのために、僕は声を大にして言います。

「幸せ太りなんてもう古い!これからは幸せ細りの時代だ!!」とね。

青空パエリア
スペイン、アリカンテのオーガニックファームで作ったビーガンパエリア。日本に帰ったらやってみたい!青空レストラン。

というわけで今回は、幸せに健康的に痩せた私まちゃの、食べる量と質の変化について書いてみました。
「食」は僕達二人にとって、かなり大きなテーマになってきているので、今後も色々な角度から書いていきたいなと思っております。

まちゃ