オノ暮らし

人も地球もハッピーになる「ステキ暮らし」を研究&実践するオノな夫婦のLabo. パーマカルチャー、オフグリッド、DIY、世界一周、旅…、などについて書いています。

カテゴリ: 移住

こんにちは、まちゃ&はるです。

先日、無事に下北山村に引っ越してきました。

とりあえず必要なものだけを車に積んで引っ越してきたので、荷ほどきもすぐに済み、なんとあっさりしたものか(笑)


引越しも無事に完了!

 

時間に余裕も持てたので、本格的に活動が始まる前にぜひとも会っておきたかった方々を訪ね、お隣の三重県熊野市と和歌山県新宮市に行ってきました。

いやー、やっぱりこのエリア、魅力的。
界隈の面白い人たちと繋がりができてきて、これから益々楽しみです。

 

今日は、現時点で活動内外問わず、やりたいこと・企んでいることをざざっと書いてみます。

一切のストッパーもリミットもかけず、やりたいことを声にする!

そして、できることから実行する!

はい!!

 

・下北山村にあった自伐型林業のモデルの構築

・世界遺産とユネスコエコパークの原生の自然&自伐型林業による森づくりの現場を体験できるツアー

・熊野の海の人(漁師、マリンスポーツ系など)とつながり、海と森で連携したプロジェクト

・古民家改修⇒木工や手仕事のためのシェア工房&コミュニティカフェをつくる

・自宅にDIYオフグリッドハウス&パーマカルチャーサイトをつくる

・村全体をパーマカルチャービレッジに

・自然で自由な子育て、親育て、孫育て、じじばば育て

・村内自給農⇒学校給食などの村内自給

・旅人や外国人や他拠点居住者をゆるくホスト

・家庭学習塾+現代百姓塾

・熊野の海から塩の自給

・原材料から樽までオール手作りの味噌作りの復活

・石窯天然酵母パン屋

・気まぐれオフグリッドカフェ&パーティー

・和服のアップサイクル

・炭焼き

・狩猟

・養蜂

・養鶏

・海釣り・川釣り

DIY地下足袋&わらじキャニオニング

・耕作放棄地の棚田や畑で、果樹や雑穀、菜花のゲリラ栽培

・自治体の枠にとらわれず、熊野や吉野、地元、その他色んなエリアの人とつながって面白いことをどんどん企んでいく

・勝手に妄想会議

・旅~移住~定住 をまとめた本の自費出版

・(最終的には、オオカミを山に復活させたい)

etc.

 

早速、お裾分けで原木椎茸をいただきました。
肉厚で美味い!! ありがとうございます!

やりたいこと、めちゃめちゃあるなー(笑)
箇条書きで、説明抜きだと何が何だかわかりませんね。
まぁ、いいんです。

徐々に、徐々に・・・ね。


どれから手を付け始めるか、どれだけ実現可能なのか。

夢はとにかくでっかいけれど、自分たちだけでできることなんて、ほんのわずかだと思っています。
何よりもまず地域の人々の声に耳を傾けること。

自分たちの声が届くような関係性をつくること。

様々な人と絡みながら、色々教えてもらいたいし、色々一緒に学んでいきたい。

一緒になんかやれる!これやりたい!という方、どんどんコンタクトください!

妄想と現実が乖離しないように(笑)、地道にやっていきます。

 

まちゃ&はる

こんにちは、まちゃです。
前回の記事から引き続き、なぜ、奈良県下北山村に移住するのか<その2>!
早速いきます!


村人の想いに触れて。

下北山村はすごく山奥にあって、人口も900人に満たないとっても小さな村です。

高齢化が進むこの村ですが、そこで出会った人々はとても魅力的でした。

移住を決める前に村を何度か訪問したのですが、その短い訪問の間でも、「下北山村をこんな村にしていきたい!」という希望に満ちた村の人々の想いを耳にすることができました。

100年かけて、この村をまるごと自然公園のような気持ちのいい村にしていこう!」という前向きな気持ちを、ずっと村に住んでいる方から直接聞くこともできました。

もちろん100年先の村の姿を生きて見ることはできないけれど、次の世代、そのまた次の世代のことを考え、長期的な視点をもって村づくりに取り組んでおられる方々。

そんな方々に出会えたこと、お話を聞かせていただけたことは、移住を決める上で大きなポイントとなり、「この村なら大丈夫だな」と自然と思えてきたのでした。

役場の方たちもビジョンを持って、新しい取り組みに挑戦し始めています。

地方の諦め感やなげやり感、丸投げ感ではなく、「共に」という姿勢を感じられるシーンがたくさんありました。

「この村なら、村の人と一緒にやっていける」そう直感的に思いました。

 


ユネスコのエコパークに登録されている、人と自然が共生する地域。

この辺のエリアには「大台ケ原・大峯山・大杉谷ユネスコ エコパーク」というものがあります。

ユネスコエコパークとは、原生の自然が残り、かつ、その周りで人と自然が共生する社会・経済が営まれているモデル地域、として認定されている場所です。

つまり、「ここは人が自然と共生する暮らし方を目指し、実現している地域ですよ。」ということが、ユネスコによって、世界へ向けて宣言・発信されている地域ということです。

下北山村も村の半分がそのエリアに指定されています。

持続可能な暮らし方を訪ねて世界を廻った僕たちが、これからやっていきたいことは、日本から自然と共生する持続可能な暮らし方を世界に向けて発信していくこと。

しかも、村としてもこれから環境保全型の自伐型林業に取り組もうとしていたりする。

環境面でも実践面でも、自分たちの方向性にぴったり合致しています。

 


吉野と熊野の境目にある。

もともと、吉野・熊野エリアがなんとなく気になっていました。

その山深さや、歴史や文化にも惹かれるものがありました。

下北山村は吉野から見ても熊野から見ても境目にある奥地の村です。

奥吉野といわれているけれど、下北山村の「北山」というのは、熊野から見て「北の奥山」という意味で、文化的には熊野との結びつきが強い面もあります。

また、奈良と三重と和歌山の県境でもあります。

その「境目」感にがっつり惹かれました。


パーマカルチャーでは、エッジをつくることが大切だと言います。

エッジとは境目、境界のことで、最も多様性が高まるところです。

例えば、自然界においても、水辺と陸地のエッジである湿地には、水辺と陸地と湿地の三つのエリアに住むそれぞれの生物が集まるのでもっとも生物種の多様性が高まります。

それと同じように、吉野と熊野のエッジであり、奈良・和歌山・三重のエッジである、下北山村から、新しくて多様な生き方や暮らし方を生み出せるのではないかと感じています。

山しかないような奥地だけど、僕たちには可能性に満ち溢れた地に思えます。

 


二人の地元を結んだライン上近くにある。

移住後も、お互いの地元に帰る機会はなんだかんだとあると思います。

それを考えると移住先は、お互いの地元の中間か、それぞれを結んだライン上にあるのがいいかな、と思っていたので、下北山村はちょうどいい場所でした。

はるの地元大阪から比較的近いし、僕の地元鎌倉からも遠すぎない、いい距離感です。


 

のびしろがすごい。

初めて村へ訪れたとき、正直、村の景観はあまり良いとは思いませんでした。

むしろ、今でも村の景観は全然好きではありません(苦笑)。

生活圏の周りの山は人工林にびっしり囲まれていて暗い。

めちゃくちゃ大きなダムがある。

空き家も多いけど、古民家というより、中途半端にリフォームしたような家が目につく。

空家の周りの畑に草が生えないようにビニールシートやトタンが敷かれていて、廃村感を醸し出しちゃっている。

…などなど、本当に失礼ながら、僕たち的にはなかなか素敵じゃない光景が多いです。

しかし、逆に言えば、だからこそ今後それをプラスに変えていける可能性があるとも思ってます。

村の人たちからも、「昔はもっと綺麗だった。自分たちで何とかしていかないと・・・」という声も聞けました。


もちろん好きな場所や景観もあります。

村には熊野古道と並び世界遺産に指定されている修験道の道、「大峯奥駈道」が走っています。

また、大昔、鬼の夫婦が修験者のために開いたという宿坊が現在も守られ残っていたりします。

僕たちもその入り口周辺に連れて行ってもらったのですが、そこで見た森や滝や渓流は、感動的に美しい風景でした。

そんな神秘性を感じさせるような風景や文化が残っている村でもあるのです。


世界遺産の前鬼の里からほど近いトチノキ巨樹群
神聖な森

その他に、短い滞在の間にも活かされていない村の資源がたくさんあることに気が付きました。

まだ移住者もあまり村に入ってきていないので、それらの資源が手つかずのまま眠っているような状況。

まさに、伸びしろだらけ。

伸びしろしかない状況です!

すでにある程度出来上がっている地域よりも、まだまだこれから!な村に行く方が面白い!はず!

 


下北山村が良い!と思った理由は、ざっとこんな感じ。

いろいろあるけど、まぁやっぱり要は、導かれちゃったってことですね。

 

次回は、村でやっていきたいことについて書きます。

ではまた!


まちゃ

こんにちは、まちゃです 。

今回は、なぜ移住先として、奈良県下北山村を選んだか、ということについて書きます。

 

導かれた

一言で言ってしまえば、そういうことです。

もうそれでしかないです。

旅の中で、次の目的地へ導かれるのと同じ感覚で、移住先も導かれて気付いたら辿り着いていました。

 

目指すのは、生態系豊かな森づくり。
僕たちが日本で取り組んでいきたいことの一つが、森づくりをしていくことでした。

自然と調和した持続可能な暮らしを日本でしていきたい、という想いがありますが、実際のところ、日本の中で天然の自然、原生の森と言える場所が残っているところは極わずかです。
国土面積の約 7割が森林ですが、その内の約半分は人工林。
その人工林も適切に管理されることなく放置されている現状があります。


本来、森は人間がつくるなんてものではなく、悠久のときの流れの中で育くまれ、そこに自然と在るもの。

文明発展の歴史の中で、人間は数々の自然破壊を繰り返してきました。

それを自覚し、人間の手によって自然でなくなってきてしまった森の姿を、少しでも本来の自然の森に戻していきたい。

旅をする中で、そんな想いが強くなってきました。


かつての日本の里山暮らしのように、人の営みがあることで自然の生態系が豊かになっていくような、人と自然が共生し調和が保たれていた暮らし方を学び直したい。

そして、僕らの手で、それらをきちんと次世代にも継承していきたい。


日本で森づくりをしたいと志すようになった根源には、そのような思いがあります。 


人口林を気持ちの良い自然の森に近づけたい…!

でも、森づくりは決して自分たちの手だけでできるものではありません。
人が手を入れて自然の生態系を取り戻していくには長い歳月が必要だし、地道な活動のほかに、専門的な知識や技術、古来からの歴史と智慧に学ぶことが欠かせません。
また、現代においては何かと嫌われがちなスギ・ヒノキの人工林ですが、そもそもそれは昔、地域で暮らしていた先人達が、後世に生きる子孫のためにコツコツと植えてくれたものです。
その先人たちの思いや残してくれたものを、ちゃんと活かしていきたい、という気持ちもありました。

残してもらった森を厄介者扱いするのではなく、ちゃんと活かしながら、豊かな森づくりにもつながるような道がないものかと考えていました。

必要なのは、確かな知恵と技術、そして、僕たちが取り組みたい森づくりができる地域と仲間。


チャレンジするのは自伐型林業。

そこで目をつけたのが自伐型林業です。

自伐型林業とは、地元に住む人々が自ら森林の経営や管理をしながら、林業として持続的に収入が得られる小規模の環境保全型の林業スタイルのことです。

以前、農業の出版社に勤めていた時にその存在を知り、その頃から「自分も田舎に移住した時には、自伐型林業をナリワイの一つにしたい。」と何となく思っていました。

日本の荒れた人工林を何とかしたいという思いが、20代の初め、日本の農山村に関わり始めたころからずっとあったのです。


人工林が荒れている、と言いますが、植樹によって人工的につくられた森であっても、適切に人の手が入り、自然の営みに負荷をかけ過ぎない持続的な林業がなされている地域では、現在でも自然の姿に近い豊かな森が残っていると聞きます。

しかし、木材需要の低下や安価な輸入材に頼るようになった時代背景の変化、大規模集約型の林業を推進する国の政策など様々な要因で、持続可能でなくなってきた林業と森づくり。
それに伴い、林業に従事する人々の暮らしも山を離れて変化していかざるを得なかった経緯があります。
そして昨今、森林が荒廃していくことで起きている、土砂災害や獣害などの環境面での問題。


自伐型林業はそんな林業の在り方を発端に起きている種々の課題を解決し得る、経済的にも環境的にも持続可能な林業の方法だと言われています。
また、自伐型林業は、今ある人工林を天然林に近づけていくようなものだとも言います。


最近盛り上がってきている自伐型林業の実践例を見るにつけ、これだ!という気持ちの高ぶりもあり、森づくりの一つの方法として自伐型林業に携わることを決めました。


下北山村と出会う
そこでタイミングよく知ったのが下北山村です。
それまで、場所も名前も知らなかった下北山村ですが、昨年から自伐型林業に取り組み始めたという情報を見たのがきっかけで、興味を持つようになりました。

下北山村は村をあげて環境保全型の自伐型林業に力を入れ始めたということで、生態系の豊かな森づくりをしていきたいという僕たちの思いと合致していると感じました。


また、自伐型林業は最近希望する若者が増えている、複業的な働き方にも合う林業スタイルだと言われています。
地域で暮らすそれぞれの人が、自伐型林業を主軸に、他にやりたいナリワイと組み合わせて希望のライフスタイルを作っていく。
そんな働き方も僕たちの方向性と一致しているものです。

実際に、何度か村に足を運び、自分たちが目指すライフスタイルについて話をする中でも、共感してもらえる部分があり、僕たちが大事にしたい「暮らし」においても想いを実現化していきやすい環境だと感じました。

ということで、移住後は地域おこし協力隊の活動の主軸として自伐型林業に携わりながら、持続可能な暮らしを形にしていきます(はるの活動の主軸はまた別です)。
自伐型林業の技術を現場で身に付けさせてもらいながら、お金をもらえるという、めちゃくちゃありがたい環境です。
まだまだ手探りながらも、これから村と一緒に、地域住民と一緒に、しっかりと山から稼ぎを得ながら、豊かな森づくり、そして、豊かな村づくりに取り組んでいきます。

ちょっと長くなってきたので、とりあえず今回はこの辺で一区切り。
続きはまた次回!

では、また!
まちゃ

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